天国でもいっしょに… ペットの納骨について



 ペットを家族同然に可愛がっておられるという方も少なくありません。
 そんな大切な家族の一員ですから、死別の悲しみは計り知れないものです。自分もいずれはペットと一緒のお墓に入りたい!という方もいらっしゃると思います。


ペットの遺骨を納骨するのは難しい


 ペットの遺骨や遺灰をお墓に納めることは、ほとんどの墓地で認められません。
 ペットの遺骨は『物』とされ、お墓に納める場合は副葬品の扱いとなります。一般的な副葬品としては、メガネや入れ歯、時計などの故人がよく使っていたものや思い入れのあるものが挙げられます。
 しかしペットの遺骨が副葬品として認められることはほとんどありません。
 動物が苦手な方や、動物と一緒のお墓に入ることを忌避する方に配慮しているものと思われます。

 
 墓地に納めることは難しいですが、ペット火葬場で焼いた骨を自宅の敷地に埋めることは問題ありません。
 埋める穴が浅く遺灰が舞い散ってしまうなど、不衛生にならないよう注意しましょう。


ウィズペット霊園への改葬を検討する


 ペットの遺骨も納められることをセールスポイントにした霊園もあります。
 ウィズペット(ペットといっしょ)の霊園や納骨堂が登場したのは1980年代のことです。現在では「ウィズペット霊園」「ウィズペット墓地」などでインターネット検索すると、全国にどんな墓地があるかを調べることができます。

 ペットと一緒のお墓に入りたい!
 ペットも家族の一員として供養してあげたい…

 このような希望を持たれている方は、ウィズペット霊園の改葬を検討されることをオススメします。

 改葬の内容や手続きの簡単な説明は下記のリンクから


エンディングノートに希望を書く


 ペットといっしょに入れるお墓を見つけても、ペットより先に自分が亡くなってしまう可能性もあります。
 自分の死後、どのような備えをしておけば希望の形で納骨してもらえるでしょうか。
 自分の葬儀やお墓に関する希望は、エンディングノートに書いておくのが一般的です。遺言書は財産に関することを書くものであるので、あまり相応しくありません。

 但し、エンディングノートは書いてさえいればそれで大丈夫!というものではありません。エンディングノートは自分の考えを人にもわかり易い形にまとめ、それを元に自分の思いや希望をご家族や大切な人に伝えるためのものです。
 ペットの遺骨を契約しておいたウィズペット霊園に納骨する、といった内容のエンディングノートが残されていても、残されたご家族に何の相談もないままだと希望が叶えられない可能性が高くなります。
 エンディングノートは書くだけでなく、書いた後のお話し合いも忘れずにしておきましょう。


お問い合わせ

 ペットの歴史は3万年前まで遡ることができると言われています。長い歴史を共に歩んできたペットであれば、お墓のことに影響を与えるのも当然なのかもしれません。

・ペットと眠れるお墓に引っ越したい!
・家族のような供養を受けさせたい…
・改葬ってどうするの?

 上記のようなご要望、お悩み、疑問をお持ちの方は是非さくらい行政書士事務所までご相談ください!
お問い合わせ大無料


2017-03-09 | Posted in お墓の引越し、墓じまいComments Closed 

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