骨壷に水が溜まる理由と、改葬のために必要なこと
目次
雨が降ったらお墓の中は?
改葬のためにお墓を開けてみると、骨壷の中に水が入ってしまっていることがあります。
大雨などの影響でこのようなことが起きるのでしょうか?
骨壷に水が入るのは結露が原因
骨壷に水が入る原因は多くの場合、結露が原因です。
お墓の中の骨壷を収めるスペースはカロートと呼ばれています。
骨壷に水が入るのは、カロート内部の水分が結露したことによるものがほとんどです。
地域や墓地によってカロートの構造や設置場所は異なります。
どんな構造のカロートでも結露が起きる可能性はありますが、一般的に地下にカロートのあるお墓は結露しやすい構造になっています。
お墓を開けたときに骨壷に水が溜まっていないか、確認してみると良いでしょう。
引越し先の墓地の規定によっては、水に浸かった遺骨をそのまま持っていけない場合があります。
遺骨をどうするかは改葬先の判断や規定による
どのようにして持っていけばよいか、改葬先墓地の管理人さんに確認しておきましょう。
「洗浄してさらしに包む」「新しい骨壷に入れる」などが、求められることが多い持参の方法です。
洗浄してさらしで包む
遺骨を洗浄し、さらしなどで包んで持っていきます。
石材店さんにご依頼すれば、対応してくださることもあります。
新しい骨壷に移す
古い骨壷から新しい骨壷に遺骨を移して持っていきます。
骨壷のサイズや形にも規定がないか確認しておきましょう。
改葬先墓地や石材店に確認を
遺骨の洗浄などの対応をしてくださるかも、工事をお願いする石材店さんと相談しましょう。
お問い合わせ
骨壷に水が入っていても、「骨壷が割れていた?」「お墓の中が水浸しだった?」などの心配は無用なことがほとんどです。
しかし遺骨が水に浸かっていた場合は、どのような対応をするか改葬先の墓地や石材店さんとの相談が必要です。
・そろそろお盆だし墓じまいも考えたい!
・お墓の引越しって何からすればいいの?
・改葬には石材店さんも決めないといけないけど…
2018-07-04 | Posted in お墓の引越し、墓じまい | Comments Closed