お墓がなくなる!?荒れ墓にご注意を!



 地元を離れたから…、外出が大変だから…。お墓参りから遠ざかる理由は様々です。
 掃除や管理をする人がいなければお墓はどんどん荒れていってしまいます。お墓を『荒れ墓』のままにしていたら、いつの間にかお墓がなくなっていた!最悪の場合、このようなことも起こりかねません。


無縁墓とは、継ぐ人がいなくなったお墓


 無縁墳墓(無縁墓)とは、廃家・絶家などの理由で継ぐ人のいなくなったお墓のことをいいます。
 お墓は、代々受け継がれていく永久性という性質を持つ特殊な財産です。墓地埋葬法が制定される以前であっても、単にお墓の相続人がいなくなったというだけではお墓を取り壊すことはなかったといわれています。


墓地管理者は無縁墓を墓じまいできる


 平成11年に墓地埋葬法施行規則の一部が改正され、無縁墓の改葬手続きが簡略化されました。
 改正前の無縁墓の改葬手続きは非常に厳格な規定が定められており、実質的に不可能というものでした。しかし墓地の用地不足などを背景に、墓地管理者が無縁墓の改葬を行えるようにしたとされています。

 もちろん、上述の通りお墓は承継者がいる限り受け継がれていく特殊な財産です。無縁墓を墓じまいをしようとする際、本当に縁故者がいないのかどうかを墓地管理者はきちんと調査する必要があります。

荒れ墓になりそうなら改葬の検討を!


 墓地管理者といえど自由に墓じまいをできるわけではありません。だからといって、お墓を荒れ墓のままにしておくことは避けたいものです。
 お墓は祖先に感謝し、子孫が交流をする場でもあります。そんな大切な場が荒れたまま放置されるのは、とても悲しいことです。

◆生活圏を移したのでお墓参りに行きづらくなった…
◆年を取って、お墓の管理が大変になった…

 このようなことに思い当たる方は、墓じまいや永代供養墓への改葬を検討してみてください。

お問い合わせ

 お墓の引越し先は、生活圏内にある墓地・霊園が第一候補になります。せっかく改葬をしても、お墓まで遠くお参りがしづらいような墓地・霊園なら、荒れ墓となる危険が解消されたとは言えないからです。

・お墓の引越しをしたい!
・改葬をするのに何から手をつければ…
・墓じまいに必要なものはどう集めるの?

 上記のようなご要望、お悩み、疑問をお持ちの方は是非さくらい行政書士事務所までご相談ください!
お問い合わせ大無料


2017-04-05 | Posted in お墓の引越し、墓じまいComments Closed 

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